赤いアンダーリムメガネを百均商品で作る [百均]

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↑imaged byカスタムオーダーメイド3D2
アンダーリムメガネ…それは二次元世界に許される萌えアイテム…。
しかし現実には似合わないことが多いため一般的な眼鏡屋さんでは扱っておらず、付けたイメージは未知の世界。
そんな時、ぶらり百均巡りの際に見かけた老眼鏡…改造ベースとしては良さげだったので、アンダーリム化しました。
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※正面から見ると赤いフレームですが、ツル(テンプル)は紺です。
トランスフォーマーオプティマスみたいな配色です。
アンダーリムフレームの眼鏡自体は市販されてはいますが、あまり種類は多くありません。
作り終わった後に調べたら、比較的安価に市販されていました。とはいえネット店舗ですが。
概ね¥3000前後。やっすい¥1000未満もあるようですが、レビューは賛否両論。

UNDER RIM NARROW SUNGLASS(アンダーリムナローサングラス)べっ甲 × CLEAR

Hail-vision アンダーリムメガネフレーム HV-002 おしゃれ スマート めがね






あるいは
https://www.jins.com/jp/item_list.html?category_cd=GLASSES%2CFRAME_UNDER_RIM&COLOR=&ZAIKO_FLG=1
とか。こちらはJiinsブランド?で4,500ぐらいから。

――材料――
・老眼鏡(Reading Glasses 赤フレーム、ワールドアトラス(株)製)
→ダイソー、セリア、シルクで同じものを見かけました。
品質不良だったりもう一つ欲しかったりしても、百均って次行くと商品がないことがあるので、二個買ってます。
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・CDケース(透明なもの)
→レンズ部分を老眼鏡から伊達に変更するのに使います。
確か3つで¥108だったと思います。
薄型のものではなく、通常幅のものがベストです。
合計¥216

――製作過程――
1)分解
フレームだけの状態で加工したほうが楽なので、精密ドライバーなどでツル部分のネジを外します。
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レンズ部分は不要なので外します。中央寄りをグッと押し込むと取れます。
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ポリカーボネート製なのであまり割れないとは思いますが、ご注意を。

2)フレームのアンダーリム化
デザインを思い浮かべてカットします。
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ペイントソフトで雑にイメージを作りましたが、A案で行きます。
・A案:上フレームを少し残す
・B案:上フレームは残さない、フレームをスムーズな形にする
どうしても上フレームがないので、B案は幅広な印象になる気がしました。
フレームはプラモデル用ニッパーで切れます。
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断面は研磨し、先細りの形状に。
ある程度はニッパーで切り落とし、微調整はスポンジやすりで240から順に削り、2000まで。
ちょうどセリアにスポンジやすり売ってたんですよ。
これ使いやすいので、そのうち買い足そうと思います。
最後にコンパウンド…の代わりのX-MAL1。
車のボディ用傷落しですがプラ素材も磨けます。
完全にツルツルにはなりませんでしたが、レンズと接する部分を研磨しているので通常見えません。
コンパウンドいらなかったんじゃ…
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これにてひとまず完成。
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この状態で組み付けして、自撮りしたりしてました。
確かにアニメキャラっぽい(眼鏡が)。
ただしレンズがないので、眼鏡のフレームに髪が引っ掛かる方もいらっしゃるはずです。

3)レンズ製作
CDケースを使います。
外側2枚と内側1枚の3パーツで構成されているので、内側のものを使います。
というのも、内側は傷が入りにくいので。
薄型のCDケースの場合は内側のパーツがないので、加工前から傷付きの可能性が出てきます。
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油性ペンで形を描いて、
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ニッパーはダメでした。割れます。
代わりにドリルで穴あけ。
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それでも割れるときは割れます。割れるときは割れるもんだ
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断面はニッパーでだいたい切って、240ヤスリでいい具合に加工。
これがなかなか面倒くさい。
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そして最後にレンズ面をコンパウンド掛けして終了。
多少のスレはあきらめます。
4)組み立て
パーツ一覧↓
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本物の片側のみフレームの眼鏡(ナイロールフレーム)の場合、フレームのない部分はナイロン糸で固定されています。
そのため、定期的に糸交換が必要になりますが……
このメガネの場合、ナイロン糸を通すためには開口せざるを得ません。
しかも2カ所…。
そこでいい方法がないか調べてみると、ガルパンの"武部沙織"仕様や"おりょう"仕様のフレームを見ると、穴1カ所で止めているように見えます。
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https://item.rakuten.co.jp/eyeone/k5s10-0007/より

たぶん↓みたいにして止めているのではないでしょうか。
ハーフリム.jpg
※画像でコスパってつけてますけど、コスパで扱ってたかな…?
赤がフレーム、青が糸です。
ここまで調べた上で、レンズ側に筋彫りが必要なことに気付いたので、ナイロールフレームはあきらめました。
というわけで、レンズとフレームはGPクリヤーで接着します。
多少はみ出しても最後にセロテープの粘着面で剥がせます。
乾燥途中です。
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非球面レンズってレベルじゃなくフラット。
モノホンのレンズは多少丸みがあります。
5)完成
完成写真ベタベタ貼りますねー
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最後に従来品と比較
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汚いツラを載せるのは精神攻撃なので、装着した自撮り写真無し

・材料費:¥216
・実作業時間:3h未満(調査/インスピレーション/妄想時間も含めば5h)
・総評
動きのないコスプレ用途ではありじゃないでしょうか。
ぶっちゃけフレーム切って研磨するだけですし、レンズを切り出す工程がなくなります。
ただし老眼鏡≒度の弱い虫眼鏡なので、目の部分の歪みがどの程度出るのかは未知数です。
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