ショートランチャー9LED ~相変わらず過電流 [レビュー]

ダイソーで見つけました。

RIMG4856.JPG

同じような製品がセリアでもあるそうですが、セリアが近くにないので確認は取れていません。

にしてもなぜこんなものを作ったのか。
不格好ではないか。

まあそれはさておき、仕様は
光源:LED白×9
電源:CR2025×2
連続使用時間:10-12時間
らしいです。
テールスイッチは押すたびにON/OFFが切り替わるオルタネートです。
では早速点灯式

RIMG4861.JPG

RIMG4862.JPG

RIMG4866.JPG

RIMG4864.JPG


上記の写真はいずれもデスクライトの下で撮ったので、点灯時の写真はシャッター速度やら露出やら調整してます。そのためさほど明るいようには見えませんが、実際は明るいです。
下↓の写真は暗闇で撮りました

RIMG4871.JPG

鍵穴探しなんかには問題なく使える明るさです。

RIMG4872.JPG

色の比較写真です。左がショートランチャー、右が日亜のNSPW500GS-K1(色調はb1)×3をLEDテスターで20mA流しているところです。
日亜のLEDは黄色かかったLEDなので比較できているのかよくわかりませんね(汗)。

で、回路ですが、中は

RIMG4857.JPG
RIMG4858.JPG

こうなってます。
9個のLEDを並列につないで、チップ抵抗(黄色で丸く囲んだ、白い四角形の部品)をかましているようです。
チップ抵抗の大きさは

RIMG4868.JPG

2.5Ω……。
うん、これは過電流確定ですね。
計算しましょう。

LEDのVfは結構幅があるので、3Vで考えるなら
回路全体の電流→(6-3)/2.5=1.2(A)
LED一個当たりの電流→1.2/9≒0.133(A)=133(mA)
3.7Vなら
回路全体の電流→(6-3.7)/2.5=0.92(A)
LED一個当たりの電流→0.92/9≒0.102(A)=102(mA)
普通の砲弾型LEDの最大定格電流は20mAですので、完全に定格オーバーしてます。
まあ、ボタン電池はすぐに電圧が下がるので過電流が長時間流れることはないでしょうけども…。

Short9led.gif

回路も、あまりいい回路とは言えませんから、LEDが一個壊れると連鎖的に全部壊れる恐れもあります。そこら辺の詳しい説明は面倒なので割愛します。

とはいえ、かつてのように抵抗なしドライブしているわけではないのでまだマシですね。
少しは進歩している。そういうことですね。
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